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のんびりいものせいさくにっき
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今回のは銅剣の復元講習会は“鋳込み”でした。

場所はオリエント美術館地下駐車場。

何年か前に田中さんが、「鋳物はお昼休みにさぁやろうかっていう感じでできるもんよ。むずかしゅう考えたらいかん」と言っていたのを思い出します。





生型鋳造は木枠に原型を砂で込めて砂を掘り
湯口、湯道、セキを作るため、すぐに鋳型ができあがります。
焼成もしなくていいので、本当に手軽です。


炉は練炭用七厘です。




造形に限りはでますが、“お昼休み”に鋳造をするのにはもってこいです。




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田中均さんの講習会に岡山オリエント美術館に行ってきました。




ーBC1200年頃のものとみられる銅剣ー

今回の講習会の内容は“銅剣の復元”です。
4回コースなのでしばらく岡山に通うことになります。
今日は1回目“原型づくり”でした。

原型には、5mm厚の檜の木を使いました。
木目が出にくい、材質だそうです。
わたしのはまだ途中ですがこんなの。



次回はこの原型を用いて、生型鋳造という方法で鋳込みを行います。
木枠に砂で型を込め、原型を抜いて、その空洞に青銅を流し込みます。
何度も型をとれるので量産に向いている技法です。
生型鋳造はすべての鋳造の基本となる技法なので、
この時期に再び学ぶことができてよかったです。



来週は鋳込みです。


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新作できました。
季節外れなお話ですが、、、



暖かさに心をおどらせ
うかうかしていると、
いつのまにか山の木々はもりもり生い茂り表情をかえていきます。

1つ1つの木々は気付けば一つの「もり」になって現れ、
そしてどっしりとした、その「もりのこ」は
たくさんの生命に、声をかけます。






こんにちは。


素材:ブロンズ  2010年


その他の作品はこちらから→



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田植えをしました。

私は“直角係”をしました。



たんぼがちゃんとした四角でないとき、
田植機が走ってくる基準をつくるため
目安を棒で立てます。
その棒を立てる係です。




紙の上ではない場所の直角を測るのは難しかったです。


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もうすぐ田植えです。
窓から青々とした苗が、見えます。
お米を通して、季節を感じれるのはいいです。

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somory( 地球旅行webサイト)第2弾が出発しました!

ーThe earth journey of somoryー




第1弾のsomoryが出発してから約一年が経ちました。

【The earth journey of somoryとは】

somoryは大切な人から大切な人へ、手渡しにより旅をしていきます。
託された人は、自分の住む街でsomoryと写真を撮り、
メッセージを添えて投稿します。
全ての情報は公式ホームページでアップされ、
世界中の人が見れるようになっています。

第1弾のsomoryは昨年から6人の手に渡り、世界を旅しています。
現在は南米の方にいるという噂。


今回のThe earth journey of somory 第2弾ではブロンズのsomoryが
旅を始めました。

ぜひチェックしてみてください。

somory ホームページはこちらから⇒  http://www.somory.com/




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今回の吹きでは
可能性を探るため
somoryを一つの型に4つ入れてみた。

思いのほか肌もよく
けっこううまくいった。





埋没のときも、焼成のときも
彼らは同じ場所で、
なかよく
生まれるときを待ち、形となった。





「よりそい」

そういうのが大事なのかな?




ふと思った。


技術的なことのほかにあるかもしれないこと。。。

考えるとうれしくなります。




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春らしい天気。

景色。

朝、吹きをするのは初めてだ。





今日のの熔解助手:出勤前のPeeka_Booyah Toppeさん






わらばいをつくるふたり

なんだかいいかんじ



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祖父の使っていた按摩器は
今私の手元になくてはならない道具として使われている。





ぶるぶるぶるぶる。






膝の上でぶるぶるぶる。

鋳型に直接ぶるぶるぶる。

脱泡をする役目。





こうして、無事に鋳型ができ、
今晩から窯炊きが始まります。


晴れますように。




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石膏鋳型を作ります。







古材:前回の型を砕いたもの(焼成されている)
砂: 私は川砂を使用 (アンツーカーとかレンガ粉とかも可)
石膏:耐火用
水:全体の体積の半分  (小学校の算数が役立ちます)

を混ぜています。

右に100回以上、左に100回以上混ぜるのがポイント。





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外で作業をするのは好きだ。

でも今日は曇り。
ぱらつく雨に少しビビりながら
米の倉庫の軒先にて埋没。



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長い時間をかけていた作品ができあがりました。

原型と長く向き合ったり、鋳込んだり、仕上げたり。
作品ができあがって数日は、撫でてみたり、ながめたり。

今日、依頼主の元へ旅立ちます。



【 大地の神 】







静かに穏やかに
強くしなやかに
私は大地に包まれ生きている

静かに待つ大地の神












素材:ブロンズ  2010年


その他の作品はこちらから→


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今回の新作は緑青着色をしています。(緑色に着色します)

作品を温めながら緑青液で色を付けていくのですが

●ガスバーナーで温める方法
●直射日光法
●アンモニアガス法
のうち
私は直射日光法でやっています。

太陽のチカラです。





のんびり、ゆっくり色を着けていきます。

いい色になあれ。








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ドイツへ行ってきました。

滞在中Berlinの旧博物館 新博物館(エジプト博物館)
に足を運びました。



▲旧博物館外観


古代人の文化に触れると
「人間」が本来持つ能力を改めて実感します。





手仕事の良さを見直し、自然や伝統から美を再発見し、
さらに味わいのある作品づくりに努めていきたいと思いました。










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本山ひろ子さんの展覧会へ行ってきました。

『装う神さま』



「クモ」

雲の中にいる蜘蛛です。

作品を引き立てる空間芸術が素晴らしかったです。
とても幻想的で、自分も雲の中にいるのかと錯覚しそうでした。




「タコ」

蛸が凧揚げをしています。言葉遊びに笑みがこぼれます。

蛸は鋳肌の一部は剥き仕上げされており、
蛸のぬるぬるとした質感を感じました。



以下本山さんの言葉です。


この地上には多くの植物や動物たちがいます。
彼らはただただ生きている。
生きること、生命を継続させることに
貪欲で、そんな彼らから、私は多くを学びます。
太陽が昇れば朝だということ。
暗くなれば夜だということ。
お腹が空いたらご飯を食べるということ。
好きだからそばにいるということ。
面白いからとか、めんどうだとか、
そんなものは彼らの辞書にはなく、
ただひたすら生きる。
決して真似はできないけれど,
そんな彼らを感じることができる日々に感謝しています。
今回新たに制作した「クモ」は、
天井に巣を作る蜘蛛がモチーフになっています。
誰に見せるためでもないその造形はなにより生きるため。
果たして彼女は、その形を見たことがあるのでしょうか。
天にある雲の中に巣を張り、じっと獲物を待っています。
一方野外の作品「タコ」は蛸をモチーフとしています。
8本の足で大地を踏ん張り、風と格闘しています。
空が広いから、凧でも上げたくなったのでしょう。

この神さまたちのように、
わたしもただただつくり続けられたらと願います。



本山さんは梶浦聖子さんの友人であり、
今回彼女に会うのは初めてでしたが、
美術館の近くにある工房を心良く見学させていただきました。
彼女は山の中で生活、制作しており、
隣にはいつもパートナーという名のニワトリがいます。
この場所できっと彼女はたくさんの生きものとふれあい、
そこから生き物の本質、そしてその中に神を感じながら生活しているのでしょう。


今週末で終了してしまいますが、間に合う方はぜひ行ってみてください。


          「装う神さま」本山 ひろ子展

          メタルアートミュージアム光の谷
          2010年2月13日-2010年3月14日
          10:00-17:00月曜日休館

          入館料500円
          常設展 香取秀真・津田信夫 
              二人の巨匠と周辺の作家たち




本山ひろ子さんHP:http://www.motoyamahiroko.jp/index2.html








         

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真夜中に今日がはじまりました。



今回の型の焼成は長い長い旅のようです。

途中は雨に降られ、風に吹かれ、
隣で花を咲かせたサクランボの木も揺れていました。





型が割れるのを防ぐために
徐々に温度を上げていくことに集中しました。
24時間による焼成。
700度くらいまで窯の温度を上げます。
そして、徐冷。


孤独な焼成の旅を終え
迎えた二日目吹きの日。

今回の熔解助手はやまももさん
作品をオーダーしてくれた方も制作を見に来てくれました。




そして鋳込みの後、
みんなで鋳型を囲み成功を祈りました。

作品が仕上がるまでにはまだ旅は続きます。



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田んぼの区画を整えるため、コンクリートを打ちました。






二十歳の頃、左官業に憧れていました。

憧れていた理由は、
鋳物に惹かれた理由の一つと共通しています。

「土のとろとろの感触」

泥んこになって遊んだ記憶....
それがよみがえるとき胸が高鳴ります。




たんぼでゆんぼ

この家の日常の中で、私の夢はささやかに叶います。





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アトリエからみえる景色が好きです。





桜の木は冬にはすずめの木になります。





めじろも少しいます。

春の様子→




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理科の授業を思い出します。


あまり考えた事がなかったが、
潰すのにとても良いかたちをしている。
機能美に惹かれる。








“緑青(ろくしょう)仕上げ”という着色に使う
胆礬酢(タンパン酢)を作りました。

酢:1.8L
胆礬:(硫酸銅)75g
塩:18g



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私も参加させてもらっている、
展覧会in金比羅山参道沿い[路地ウラshop]

(不定期にギャラリーを開けていましたので告知していませんでした)
がこの週末が最終日となりました。

そこで、姉夫婦(SHOWSHOWSHOP)が
この土日二日間限定カフェをしております。
お近くにお住まいの方、金比羅山にお出かけの方、
看板を見かけたら、ぜひお立ち寄り下さい。





詳しくは→

地図→

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